大手建設会社・デベロッパーの株式会社長谷工コーポレーションが主催する、「第19回 長谷工住まいのデザインコンペティション」が、応募登録の受付を開始しました。募集するのは「100人の集落」をテーマにした建築プラン。高校生・大学生をはじめとした学生が対象で、登録・作品提出締切は2025年11月13日までです。
近年、「家族」の解釈が多様化し、家族の概念が拡張されています。この変化に伴い、かたちを変える集合住宅のあり方とはどのようなものか――同コンペでは、拡張された家族がお互いに干渉しながら暮らす、新たな集合住宅のプロトタイプとなるような「100人の集落」の提案を期待するとしています。
審査は2段階で実施され、1次審査のアイデアコンペで選出された上位4組が2次審査に進み、模型の提出・プレゼンテーションを行います。審査委員を務めるのは、乾久美子さんや藤本壮介さん、増田信吾さんなどの第一線で活躍する建築家の皆さんです。
受賞者には、最優秀賞(1点)100万円、優秀賞(3点)各50万円、佳作(10点)各10万円の賞金が贈られるほか、最優秀賞作品は、副賞として作品のメタバース化が予定されています。また、9月30日までに応募登録を行うと、昨年の審査の様子を収めた動画を視聴できる特典が用意されています。