金沢美術工芸大学の卒業生・修了生の制作展と博士後期課程学生の研究発表展を毎年開催しています。学部卒業生136名、大学院修士課程修了生32名、博士後期課程満期退学者4名が出展し、日本画、油画、彫刻、芸術学、視覚デザイン、製品デザイン、環境デザイン及び工芸の力作をお楽しみいただきました。今年度の卒業制作展作品のうち、優秀な作品15点を下記よりご覧ください。【会期】2024年2月15日～21日第25回 大学院博士後期課程研究発表展第44回 大学院修士課程修了制作展2月24日～3月1日第67回 美術工芸学部卒業制作展

デザイン・建築学課程のデザインコースでは、広義のデザイン、つまり「ソーシャルインタラクションデザイン」を軸に製品・サービス、映像メディア・コンテンツ、さらには空間・場に関わる領域を対象とし、調査・企画からビジネス展開までのトータルな教育研究を行っています。また、大学院デザイン学専攻特定課題型コースでは、専門的デザイン教育及び産学連携プロジェクトを通じた、各種企業や団体、研究機関等とのプロジェクトによって、より大きな枠組みから製品やサービスを革新することのできる人材を養成しています。各専門分野における学びの集大成である卒業研究、修了研究の成果をどうぞご覧ください。

学生生活の集大成として毎年ご好評を頂いております卒業・修了作品展は、今回で72回目を迎えます。美術学部全科が上野に一堂に会し、東京都美術館、大学美術館、また、学内の各科の特徴のあるアトリエのスペースや屋外のロケーションなどを活用しながら、見応えのある展覧会を構成しています。今年度の卒業・修了作品のうち、デザイン科の9作品を抜粋しています。デザイン科ではグラフィック、イラストレーション、絵画、写真、3DCG、アニメーションなどの作品や、立体、インスタレーションなど、ジャンルにとらわれない様々な形態の作品が展示されました。

ICSカレッジオブアーツは1963年に創立し、おかげさまで60周年を迎えました。「ひと・モノ・空間の調和」を教育理念として、インテリア・建築から家具やプロダクトまで、生活を構成する要素を総合的にデザインできる人材を育て、豊かで美しい生活文化の醸成を目指してきました。第56回卒業制作展は、2024年2月17日～2月21日の5日間に渡り東京・目黒区の本校校舎にて開催され、学生たちがこれまで学んできたことの集大成として取り組んだ様々な作品を展示いたしました。会期中は卒業生や企業の方など沢山の方にご来校いただきました。会場へ足を運んでくださった皆様に感謝を申し上げます。ありがとうございました。

沖縄県立芸術大学の卒業・修了作品展は、絵画、彫刻、芸術学、デザイン、工芸の5つの専攻の学部生および大学院生の作品で構成された展覧会で、研究の成果をより広く社会へ発信し還元することを目的としています。沖縄の豊かな自然や伝統に育まれた若者たちが本学を巣立ち、各分野で新しい創造的な芸術文化を形成・発展させていく、その足がかりとなる展覧会です。日本画や油画、木彫、金属、FRP、ミクストメディア、プロダクトデザイン、グラフィックデザイン、イラストレーション、環境デザイン、映像デザイン、染、織、陶芸、漆芸、そして、卒業論文（要旨）等の作品等が展示されました。

制約からの解放、それはとても素晴らしいことです。なにかと制限の多かった時期を柔軟に乗り越えてきた学生たちの集大成には、そうした自由さが滲み出ていることでしょう。“Off the Chain”とは常識にとらわれず新たなことに挑戦している人、「最高にいい！」を体現している人を表します。本卒業・修了制作展の「学内展示」は無事終了いたしました。ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。なお、「オンライン展示」は2024年3月31日までご覧いただけます。独創的で未来を予見するような彼らの作品をご高覧ください！

「明星デザイン 第7回 卒業研究展」は、明星大学デザイン学部を2023年度に卒業する4年生が、積み重ねた学びの成果を展示とプレゼンテーションで報告する展覧会イベントです。2023年度の展覧会のキャッチコピーである「活きたしくみを、社会に届ける。」は、人間ならではの活き活きとした仕組みを社会へ届けようという思いを表現した言葉です。ポスターのビジュアルは、脈動し温かい血液を体中に送る心臓をモチーフとし、卒業生一人ひとりが学部で学んだデザイン力が社会という身体に送られていく様子を表現しています。今年度の卒業生は、非対面での授業を多く経験した学生たちでした。また、AIの急速な普及に直面することで、これからのデザインはどうあるべきかを、これまでの学生以上に模索することになりました。ポスターには、ヒトとヒトがつながることで生み出せるデザイン、ヒトだからこそ生み出せるデザインを社会に届けたいという学生たちの熱意が込められています。展覧会には、この熱意を具現化した119名分の卒業研究が出揃いました。デザイン学部では、日常にある問題を発見し解決策を考える「企画力」と、それを的確に伝える「表現力」の融合が、社会とつながるデザインの力であると捉え、学生への教育を行っています。学生一人ひとりが社会と向き合い、調査と分析から課題を明確にし、解決方法を提案する様子はもちろん、デザインの研究成果が非常に幅広い領域に広がっていることも、本展覧会の見どころです。

「明星デザイン 第6回 卒業研究展」は、明星大学デザイン学部を2022年度に卒業する4年生が、積み重ねた学びの成果を展示とプレゼンテーションで報告する展覧会イベントです。2022年度の展覧会のキャッチコピーである「つたえ、つたわり、つながっていく。」は、学生たちが大学での4年間を通して学んだ「ヒト・コト・モノをつなげる」「社会とつながるデザイン」に由来します。そうして学んだことを、研究への取り組みの熱量と共に卒業研究展という発表の場で伝えることで、さらに多様なつながりを生み出していく様子を表現しています。この言葉の通り、4年間の学びを出し切った卒業研究が出揃いました。デザイン学部では、日常にある問題を発見し解決策を考える「企画力」と、それを的確に伝える「表現力」の融合が、社会とつながるデザインの力であると捉え、学生への教育を行っています。学生一人ひとりが社会と向き合い、調査と分析から課題を明確にし、解決方法を提案する様子はもちろん、デザインの研究成果が非常に幅広い領域に広がっていることも、本展覧会の見どころです。

2024年2月10日（土）から2月12日（月）の3日間、千葉工業大学 津田沼キャンパス 2号館 3階 大教室にて、2023年度 千葉工業大学 創造工学部 デザイン科学科 卒業研究展を開催しました。本レポートでは、デザインに関する幅広い分野の130点におよぶ作品・研究の中から、選抜した11点の概要についてご紹介します。

東北工業大学 産業デザイン学科では、「豊かな社会を実現するデザイン」を基本コンセプトに、アイデア発想力と表現力をもって社会と産業に貢献できる、本当の意味でのクリエイターを育てています。幅広いデザイン分野を研究教育の対象として扱っていることも本学科の特徴で、今回の展示ではそれをよりわかりやすくお伝えするために、「エコロジー」「モノとコト」「ブランド」「安全な社会」「経験とプロセス」「地域とコミュニティ」「ネット社会」「視覚コミュニケーション」「文字と言葉」といったキーワードによるカテゴライズを試みました。次代の社会と産業をデザインの力で拓こうとする若い感性の可能性を感じ取っていただければ幸いです。

第54回 造形学部 卒業研究展は2月9日（金）から2月11日（日）の3日間で多くのご来場者を迎え、卒業年次生たちの集大成ともいえる作品をご覧いただくことができました。建学の精神「新しい美と文化の創造」の理念をもとに“生活を豊かにするデザインやモノ”という視点に立ったテーマや研究の成果から、各コースの作品を抜粋して掲載いたします。併せて、オンラインで作品をご覧いただける特設サイトを公開いたしましたので、URLページの掲載内容にもご注目ください。

日本大学芸術学部デザイン学科では、2024年2月23日から3月3日までの間で、2023年度卒業制作展を開催いたします。日藝デザインでは、分野の垣根を超えた授業カリキュラムが展開され、グラフィック・コミュニケーションデザイン、プロダクトデザイン、スペース・アーキテクチャデザインの各分野を好きなように学ぶことができます。そんな4年間を経た、デザインの集大成を感じられる展示となります。みなさまのお越しをお待ちしております。ぜひご来場ください。

2024年2月9日（金）から11日（日）の3日間、拓殖大学 文京キャンパス E館8・9階にて、工学部 デザイン学科／大学院 工学研究科 情報・デザイン工学専攻（デザイン工学コース）の第34回「卒業・修了展」を開催しました。今年度の卒業生、修了生の幅広いデザイン成果をご高覧ください。

本学の卒業・修了制作展は、平成30年度より「木木木（もり）の卒展」として、展示の舞台を本学キャンパスに移しスタートしました。本学が誇る自然豊かな森を背景に、美術学部各専攻・領域の学生たちの創造力あふれる作品がキャンパスのあちこちに展示されています。創作研究の集大成である作品群に心を傾け、作品を通じて語りかけてくるメッセージや表現の喜び、不安や迷い、確信を感じながらアーティストとして歩みはじめた学生たちと対話していただく機会となれば幸いです。本学の卒展アーカイブサイトよりすべての作品をご覧いただけます。https://www.aichi-fam-u.ac.jp/art-archive

第26回 広島市立大学 芸術学部 卒業・修了作品展では、美術学科における日本画・油絵・彫刻と、デザイン工芸学科の現代表現・視覚造形・立体造形・映像メディア造形・金属造形・染織造形・漆造形の各専攻・分野を卒業する学部4年生、及び大学院芸術学研究科博士前期課程2年生の作品が一堂に並びました。本学の学生が培ってきた創作へのエネルギーと、その集大成をご来場いただいた多くの方にご覧いただきました。本レポートでは、展示作品より優秀賞作品・買い上げ作品をご紹介します。

2月24日（金）～27日（月）の4日間、横浜赤レンガ倉庫1号館 2・3階において、玉川大学芸術学部 メディア・デザイン学科と芸術教育学科美術・工芸コースの共催として、卒業制作展と卒業コンサートを開催いたしました。絵画、イラスト、グラフィックデザイン、Webデザイン、3Dプリンタによる立体作品、映像、アニメーション、インスタレーション、ガラス、陶芸、木工、コンピュータ音楽など、領域を横断する学びの成果として幅広いジャンルの作品が展示されました。その一端をどうぞご覧くださいませ。次回は、同会場にて2024年2月23日（金）～26日（月）の開催を予定しております。ご来場をお待ちしております。

阿佐ヶ谷美術専門学校は、今年度も本科専門課程と研究科［1年制］学生の卒業・修了制作展を本校で開催しました。2023年のテーマは「You New」。卒業・修了制作のテーマやビジュアルの考案、会場の案内サイン、パンフレットや装飾にいたるまで、学生が企画から制作までおこなっています。今年は、会場パンフレットにスタンプラリーを付けて、来場いただいた方も参加できるイベントも企画しました。会場展示当日は、たくさんの方にご来場いただき、会場開催と同時に、特設サイトにてオンライン展示も期間限定で公開をおこないました。※オンライン展示：2月21日（火）～3月31日（金）以下から、今年の卒業・修了制作展の作品と展示の様子をご覧いただけます。

ICSカレッジオブアーツは1963年の創立以来、「ひと・モノ・空間の調和」を教育理念として、インテリア・建築から家具やプロダクトまで、生活を構成する要素を総合的にデザインできる人材を育て、豊かで美しい生活文化の醸成を目指してきました。第55回卒業制作展は、2023年2月18日～2月22日の5日間に渡り目黒区の本校校舎にて開催され、学生たちがこれまで学んできたことの集大成として取り組んだ様々な作品を展示いたしました。会期中は卒業生や企業の方など沢山の方にご来校いただきました。会場へ足を運んでくださった皆様に感謝を申し上げます。ありがとうございました。

東京造形大学卒業研究・卒業制作展、東京造形大学大学院修士論文・修士制作展ZOKEI展＜東京造形大学卒業研究・卒業制作展、東京造形大学大学院修士論文・修士制作展＞は、当該年度に本学を卒業予定の学部4年生、並びに修了予定の大学院修士課程2年生が、本学での教育研究の集大成として卒業研究・制作／修士論文・制作を一堂に出展・展示する展覧会です。この「ZOKEI：造形」という表現は、1966年に創立者桑澤洋子が美術やデザインという既成の領域を超え、新しいクリエイターを育むべく、初めて大学名称として用いたものです。この表現に込められた意味を再認識するとともに、東京造形大学での教育成果をより多くの方々にご観覧いただきたいという趣旨のもとに開催しております。

東京藝術大学 卒業・修了作品展は、今年で71回目を迎えました。美術学部全科が上野を舞台に、東京都美術館、大学美術館、学内のスペースを活用し、見応えのある展覧会を構成しています。今年度の卒業・修了作品のうち、デザイン科の9作品を抜粋しています。デザイン科ではグラフィック、イラストレーション、絵画、写真、3DCG、アニメーションなどの作品や、立体、インスタレーションなど、ジャンルにとらわれない様々な形態の作品が展示されました。