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コラム

【2025-2026年度 新設予定】注目のデザイン系学部・学科特集

時代や社会の動きに応じて、教育の現場も日々変化し続けるもの。そこで、本記事では編集部が注目する最新のデザイン・クリエイティブ系学部・学科をご紹介します。いずれも2025~2026年度に新設予定です。ぜひ将来のキャリアを見据えた進路選択の参考にしてみてくださいね!※掲載の学部学科の中には仮称・設置構想中のものも含まれます(2024年12月2日時点)【愛知東邦大学】経営学部 コミュニケーション・デザイン学科※2025年4月新設予定、設置構想中経営学、マーケティングといった経営学部の学びと、グラフィックデザインや映像制作、イベント演出といったデジタル・デザイン分野の学びを展開する愛知東邦大学のコミュニケーション・デザイン学科。双方を関連付けることで、ブランド・マーケティング・広報宣伝などの分野で活かせる実践力を身につけることができます。キャンパス:〒465-8515 愛知県名古屋市名東区平和が丘3-11学部公式サイト:https://www.aichi-toho.ac.jp/faculties/business/lp2023【大阪産業大学】情報デザイン学部 情報システム学科/建築・環境デザイン学部 建築・環境デザイン学科※2025年4月新設予定新設される大阪産業大学の情報デザイン学部では、ソフトウェアデザインやデータベースデザインといった情報システムの設計デザインから、ゲームデザインやサービスデザインなどのメディアデザインまで多様に学ぶことができます。また、建築・環境デザイン学部では、1年次に「もの・建築・環境・空間・自然・都市」の幅広いデザインに触れたうえで、2年次から専門分野を選択して学ぶことができます。 キャンパス:〒574-8530 大阪府大東市中垣内3-1-1情報デザイン学部公式サイト:https://ih-lp.osaka-sandai.ac.jp/rikei/ise/建築・環境デザイン学部公式サイト:https://ih-lp.osaka-sandai.ac.jp/rikei/edd/【金沢工業大学】情報デザイン学部 環境デザイン創成学科※2025年4月新設予定地域や社会が抱える課題に対し、「サイエンス×デザイン」「環境×デザイン」「コミュニケーション×デザイン」の視点から解決策を導く金沢工業大学の環境デザイン創成学科。工学、技術、経営、文化、芸術を幅広く学び、持続可能な新しいビジネスや社会システムの創造をめざします。キャンパス:〒921-8501 石川県野々市市扇が丘7-1学部公式サイト:https://www.kanazawa-it.ac.jp/gakubu_daigakuin/c-design/edi/index.html【近畿大学】建築学部 建築学科(通信教育課程)※2025年4月新設予定一級建築士合格者を多数輩出してきた近畿大学が、日本初となる建築学部の通信教育課程を開設。通称「建築学部オンライン学士プログラム」では、オンラインでの学習を軸に、安価な学費でいつでもどこでも学ぶことができます。キャンパス:〒577-8502 大阪府東大阪市小若江3-4-1 ※学生センター所在地学部公式サイト:https://www.kindai.ac.jp/tsushin/architecture/【駒沢女子大学】空間デザイン学部 空間デザイン学科※2025年4月新設予定駒沢女子大学の住空間デザイン学類が、新たに「空間デザイン学部」として誕生。建築・インテリアデザインを中心に、家具・陶芸・テキスタイルなどのプロダクトデザイン、コミュニティデザイン、ビジュアルデザイン、デザイン心理など、空間デザインに関わるあらゆる分野を幅広く学ぶことができます。キャンパス:〒206-8511 東京都稲城市坂浜238番地公式サイト:https://www.komajo.ac.jp/uni/index.html【芝浦工業大学】デザイン工学部 社会情報システムコース/UXコース/プロダクトコース※2025年4月再編予定、設置構想中社会的にデジタル分野が大きく進展するいま、芝浦工業大学は既存のデザイン工学部内のコースを再編。「ユーザーに共感し、人々に共感される物事を生み出す」というデザインの特徴と「デジタルを中心とした工学技術」をあわせ、社会に学び、社会に貢献するデザイン人材の育成を目的とした3つのコースに生まれ変わります。キャンパス:〒337-8570 埼玉県さいたま市見沼区深作307(1・2年次)、〒135-8548 東京都江東区豊洲3-7-5(3・4年次)学部公式サイト:https://renew-sit-eng-design.jp/【安田女子大学】理工学部 建築学科※2025年4月新設予定女子大学としては日本初の理工学部が安田女子大学に新設。建築学科には「建築コース」「空間デザインコース」が用意され、2年次前期からコースに分かれて学びます。デザインを重視した意匠設計を中心に学び、女性の感性、きめ細かさ・共感力を活かし、想いをカタチにできる建築家を養成します。キャンパス:〒731-0153 広島県広島市安佐南区安東6-13-1学部公式サイト:https://www.yasuda-u.ac.jp/【跡見学園女子大学】情報科学芸術学部 情報科学芸術学科※2026年4月新設予定、仮称・設置構想中跡見学園女子大学が新設する情報科学芸術学部では、デジタル・情報化社会に求められるAIやデータサイエンスの知識、技能を身につけるのと同時に、新しい芸術表現であるメディアアートを学ぶことができます。データサイエンスとメディアアートを融合させた教育により、新たな発想や多様なものの見方を養います。キャンパス:〒112-8687 東京都文京区大塚1-5-2学部公式サイト:https://www.atomi.ac.jp/univ/mediaarts_science/【京都橘大学】デジタルメディア学部 デジタルメディア学科※2026年4月新設予定、仮称・設置構想中京都橘大学のデジタルメディア学科では、情報技術を基盤に、ゲームやアニメ、音楽といったコンテンツの制作技術、CG、画像・音声処理、AI技術などを学ぶことができます。4つのモデルコース「ビジュアルエンジニアリング」「サウンドエンジニアリング&クリエイション」「ゲームクリエイション」「ビジュアルクリエイション」から選択し、学びを深めます。キャンパス:〒607-8175 京都市山科区大宅山田町34学部公式サイト:https://www.tachibana-u.ac.jp/admission/2026special/【金城学院大学】デザイン工学部 建築デザイン学科/情報デザイン学科※2026年4月新設予定、仮称・設置構想中2026年に5つの学科が新たに誕生する金城学院大学。建築デザイン学科では住居・建築・インテリア・都市などに関するデザイン工学の知識や技術を身につけ、同時にインクルーシブデザインについて学びます。一方、情報デザイン学科では情報工学をベースに、AI・データサイエンスからデザイン、映像などのメディア表現、社会課題の解決まで文理の枠を超えて学びます。キャンパス:〒463-8521 愛知県名古屋市守山区大森2-1723学部公式サイト:https://www.kinjo-u.ac.jp/ja/admissions/reorg//【立命館大学】デザイン・アート学部※2026年4月新設予定、仮称・設置構想中創立125周年を控えた総合大学・立命館大学では、「『美的感性』が未来を切り拓く導き手となってくれる」という考えのもと、デザイン・アートの新たな学びが誕生します。美的感性に裏打ちされた「問題解決力」「問い直し力」「共創力」「問題発見力」「創造的思考力」を身につけ、社会の新たな価値を創造する人材を育成します。キャンパス:〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1学部公式サイト:https://www.ritsumei.ac.jp/da/美大・デザイン系の学校は、デザインノトビラ「学校をさがす」ページから検索できます。ぜひ活用してみてくださいね!
2024年12月2日(月)
ニュース

東京工芸大学の学生が制作に参加したCMが入賞。「2024 64th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」受賞作品発表

テレビ、ラジオCMの質的向上を目的とし、あらゆる領域におけるクリエイティブを募集対象とする「2024 64th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」。日本最大級のアワードとしても広く認知されており、クリエイティブ業界で活躍する関係者の大きな目標となっています。今回、2,323本の応募作品の中からフィルム部門、ラジオ&オーディオ広告部門、PR部門など全13部門の入賞作品が決定しました。なかでも、フィルムクラフト部門で入賞したのは、東京工芸大学芸術学部アニメーション学科の学生たちが制作に参加したアニメーション「TOTOトイレ川柳20回記念 1(ワン)ロールシアター」。TOTO株式会社が主催する「TOTOトイレ川柳」20回目の募集開始記念として制作されたものです。日常や家族の生活が詠まれた過去の句を使用してアニメートされた原画を元に、同学科の山中幸生研究室所属の学生を中心とした14名と山中幸生准教授が、トイレットペーパーに1コマ1コマ手描きして制作した同作品。コマ撮りしたトイレットペーパー1ロール(約110m)分に描かれたイラストは、原画600枚相当になります。アニメーションは、TOTO株式会社公式Webサイトで公開中。また、制作時の様子を収めたメイキング映像も同時公開されています。
2024年11月28日(木)
インタビュー

【トビラの先輩インタビュー】作家活動の傍ら追いかけ続けたデザイナーの夢

デザイン・クリエイティブの学校を卒業し、クリエイターとして活躍する先輩を取り上げる「トビラの先輩インタビュー」。第1回目に登場するのは、グラフィックデザイナーの玉野ハヅキさんです。玉野さんは阿佐ヶ谷美術専門学校のデザイン学科 視覚デザインコースでグラフィックデザインを専攻し、卒業後、2022年にグラフィックデザイナーとして株式会社ヨーヨーを設立。現在は「でんぱ組.inc」「いゔどっと」「あんスタ」「VS AMBIVALENZ」といった人気アーティストやエンタメコンテンツのロゴ、アートワーク、グッズのデザインを数多く手がけられています。そんな玉野さんですが、デザイナーとして活躍するまでにさまざまな苦労や悩みがあったそう。デザイナーを目指したきっかけから現在までのお話を伺いました。紆余曲折を経て、子どもの頃からの憧れの仕事に――アーティストのロゴやアニメ系コンテンツなどさまざまな作品を手がける玉野さんですが、デザインという仕事を意識されたのはいつ頃だったのですか?小学生の頃だと思います。子どもの頃から漫画や映画、キャラクターなどエンタメ系のコンテンツが好きでした。ロゴやパッケージがかわいいものや装丁がかわいい漫画に憧れて、そういうものをつくる人になりたいと思っていました。でも、当時はまだデザイナーがどんな仕事なのかよくわかっていなかったので、どちらかというとイラストレーターになりたいと思ってよく絵を描いていましたね。――当時、特に好きだった漫画の装丁やキャラクターのグッズ、デザインなどはあったのですか?漫画でいうと『ハチミツとクローバー』です。よく書店に平積みされている本を見ていたのですが、インパクトのある裁ち落としの表紙イラストに、作品のロゴもかわいくて、たくさんの単行本の中でとても目立っていたんですよね。少女漫画のキラキラした印象とも少し違った独特のタッチにも惹かれました。表紙の紙質も少しマットで、「なんか違うぞ」と思ったのを覚えています。子どもながらに気になる要素がたくさんあって、『ハチミツとクローバー』の表紙がまさにデザインの原体験だったと思います。――そこからデザイナーという存在を知って、具体的に目指しはじめたのはどのような経緯だったのでしょう。私が卒業したのが八王子桑志高校という地元の高校なのですが、デザイン分野が学べておもしろそうだなと思ったんです。映像、漫画、広告、CDジャケットなど幅白く興味があって、何かしらものをつくりたいと思っていたので、そこに進学したことが明確にデザイナーを志すきっかけになりました。――玉野さんの代表作品の一つに「くまめ」のキャラクターがありますが、これはいつ頃から展開されていたのですか?「くまめ」ができたのは、ちょうど専門学生の終わり頃でした。高校卒業後は阿佐ヶ谷美術専門学校(以下、アサビ)のデザイン学科に通っていて、「くまめ」をモチーフにしたシルクスクリーン用の版をつくってTシャツやパーカーに刷っていたんです。専門学校卒業後に、それを店舗や通販で本格的に展開していきました。三つ目のクマのキャラクター「くまめ」 ――その後グラフィックデザイナーとしてお仕事されるのは、もう少し後になるのでしょうか。そうですね。将来的にはグラフィックデザイナーになりたいという目標があったのですが、就職が決まらないまま専門学校を卒業して、卒業後は写真店や出版系の会社でアルバイトをしていました。「くまめ」の活動をしていたのもその頃で、それが軌道にのってきたのでアルバイトを辞めて、そこから3〜4年はものづくりを中心に活動していたんです。なので最初は作家活動からスタートしたのですが、色々なところでデザインもできることはアピールしていました。そうこうしているうち、友人がつくったキャラクター「おしゅし」のロゴをつくらせてもらうことになり、それがグラフィックデザイナーとしての最初の仕事になりました。あとは周りのイラストレーターの友人から名刺のデザインを頼まれたり、ロゴを依頼されたり、当時は本当に数ヶ月に何回かでしたが、徐々にデザインの仕事が増えていって今に至ります。そんなふうに紆余曲折があったので、グラフィックデザインの仕事の比重がぐっと増えたのはここ3〜4年ですね。アーティストをとりまくファンからの反響も糧に――現在お仕事をされる中で、最もやりがいを感じるのはどんなときですか?依頼主であるクライアントはもちろんですが、VTuverなら配信を見ている方々、アイドルならそのファンの方々に喜んでいただけたときですね。いつもこの自宅軒オフィスで一人で作業をしているので、作品を気に入ってもらえるかなという不安が常にあるんですよね。だからアーティストご本人をはじめ、そのアーティストを好きなファンの方々も喜んでくれたときが一番やりがいを感じます。あとはクライアントさんが私に依頼してくださるときに、「アーティスト本人からの希望なんです」と言ってくださることがあって、その言葉を聞けたときもすごく嬉しいです。――ファンの方々の期待にも応えられるよう意識されているのですね。そこはとても意識しています。イベントに来ているファンの方々ってSNSに写真を上げているので、こういうファッションを着るんだったらこういう方向性が好きかな、とイメージを膨らませたりします。クライアントが要望されるイメージとファン層のテイストが乖離しすぎないように、自分でもリサーチは徹底して行います。 ――そのように作品をつくる中で、特に印象に残っているのはどんなお仕事ですか?3年前に手がけた、メイド喫茶「あっとほぉーむカフェ」の仕事です。カフェで働くメイドさんたちのブロマイドやフォトブックなど、17周年を記念したグッズの撮影にあたって、周年ロゴや看板、撮影背景に散りばめられたモチーフのグラフィックを私が担当しました。背景のセットはプロップデザイナーの方が組んでくださったのですが、Webで完結する仕事も多かった中で、こうして一つの世界観をつくり上げる一連の作品に携われたのは感慨深かったです。秋葉原にある「あっとほぉーむカフェ」の本店にも、17周年のメイングラフィックの看板が1年間大々的に出ていました。 「あっとほぉーむカフェ」17周年を記念したフォトブック ――皆さんの反応はいかがでしたか。メイドさんたちをはじめ、お客様も「『あっとほぉーむカフェ』っぽくてかわいい!」と褒めてくださって、大きな反響をいただきました。私自身かわいいものやオタクカルチャーに影響を受けてきたので、一つの集大成になったというか。子どもの頃からやってみたいと思い描いてきたことが、ちゃんと仕事になった感覚がありました。次ページ:さまざまなものと関わり、「好き」を突き詰めた結果が今に
2024年11月14日(木)
インタビュー

【トビラの先輩インタビュー】作家活動の傍ら追いかけ続けたデザイナーの夢

さまざまなものと関わり、「好き」を突き詰めた結果が今に――少し遡りますが、専門学校時代はどんな学生でしたか?高校卒業時は、将来グラフィックデザインをやるか映像をやるかでブレていた時期でした。それで、1年の前期に全学科の領域に触れた上で専門科目を選べるアサビに進学したのですが、今とはまた違った、カッチリとしたデザインを組む真面目な学生でした。「かわいい」とかポップな作風からは縁遠かったですね。玉野さんが手がけた作品「Feelin!!!! / fun4re」MV内グラフィックデザイン  ――そうだったのですね。映像と迷われて、やっぱりグラフィックデザインの道に進まれたのはなぜでしょうか。絵コンテからつくって一つの作品を撮るのも楽しいのですが、やっぱりグラフィックデザインの方が好きだし、やっていて「楽しい」のパーセンテージが上回ると改めて気付いたんです。だから映像は見て楽しめればいいと思って、グラフィックデザインに専攻を決めました。――そんな学生時代の学びの中で、今に活きているのはどんなことですか?アサビで有名な書体の先生から文字組や誌面に文字をレイアウトしていく「組版」をしっかり学べたことですね。CGをつくる際や文字を流し込むときに細かい組版が必要になるので、基礎から応用まで、独学ではなくきちんと学べたことが今に活きていると感じます。これは学びとは少し違いますが、1年の前期に専攻が定まらない状態でみんなが各分野を学ぶので、さまざまなフィールドの友人ができたことも財産です。知らない分野のことが知れてとても勉強になりましたし、今仕事をする中でもその繋がりが役立っています。――グラフィックデザイナーを目指す上で、高校時代にやっておくといいと思う玉野さんなりのアドバイスがあればお願いします。社会人になるといろいろとお金もかかり、自由な時間も取りづらくなります。だからこそ映画や美術館など、学割を使って安く行ける場所にどんどん行って、引き出しを増やしてほしいですね。今は若いうちからSNSでたくさんのフォロワーを抱えてイラストやデザインを発信している方もたくさんいますが、焦る必要はなく、いろいろインプットする中で自分の好きな分野やコンテンツを深掘りしていくといいと思います。 私は図書館も学校から市の施設まで活用しまくっていました。美術系の本に限らず装丁がかわいいと思ったら借りて、奥付のデザイナーさんの名前を調べたりしていました。単純に図書館をうろうろして、いろいろなジャンルの本を見て回るのも好きです。お金もかからないので、有効活用すると楽しいと思います!――最後に、玉野さんが目指すクリエイター像を教えてください。私自身、もともとグラフィックデザインやデザイナーに詳しいタイプではありませんでした。単純に自分の感性にふれるものを集めて、体や手を動かしていた結果今があるので、これからも自分の「好き」ややりたいことを信じて仕事をしていきたいと思っています。もちろん知識があるに越したことはありませんが、グラフィックデザイナーになりたいからといって、優秀なデザインを集めた専門書ばかり見ていてももったいないですよね。幅広いところからデザインの要素を抽出して吸収する方が楽しいと私は思えたので、これからもそんなふうに自分の知見を広げていきたいです。文:開洋美 撮影:小野奈那子 取材・編集:萩原あとり(JDN)
2024年11月14日(木)
ニュース

没入型プラットフォーム「Roblox」を活用した日本初の「デジタルファッションプログラム」が開講

株式会社電通グループ、Roblox Corporation、文化服装学院が、ゲームと制作のための没入型プラットフォーム「Roblox」を活用した「デジタルファッションプログラム」を日本で初開講しました。文化服装学院が新設した「バーチャルファッションコース」の後期授業で2024年10月から2025年2月までおこなわれます。いまデジタルファッションを提供するデザイナーの需要は高まっていますが、デジタル知識とリアルなファッションの知識、その双方を兼ね備えたデザイナーは少ないのが現状です。そこで新たなデジタルファッションデザイナーの育成とキャリア機会の支援を目指し、同プログラムが開講されました。授業では、学生はRoblox上でのデジタルファッション制作のプロセスを総合的に学び、デジタルファッションデザインの職業に就くためのスキルを習得します。また、GeekOut株式会社の協力のもと、実践的なカリキュラムが提供されます。デジタルファッション制作に加え、物理的なファッション制作も並行しておこない、2025年2月の卒業制作発表会で成果を発表する予定です。初出:デザイン情報サイト「JDN」https://www.japandesign.ne.jp/news/2024/10/79119/
2024年11月1日(金)

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