以前制作した、ビニール傘にセル画のようにペイントした作品を応用して、ビニールハウスで制作した。
ハウスには、2000年代の頃の地元の街の景色を描いている。都心のように都会すぎず、田舎ほど緑はなく、区画整理によって建てられたたくさんの集合住宅と、それに伴い発展した東京湾臨海部にある小都会。記憶の中に残る、湾岸道路を走る車から見えたこの街の景色、浴びる風や日差し、ラジオの音を思い出し、絵にした。