二重螺旋状に絡まり合う職住一体の建築
本州最北端の玄関口である青森港。地理的優位性を活かし陸と海、建築と地形、人と文化を継いで編むことで絡まり、来訪者と住人の距離を縮めていく。
住人の住むヴォリュームと来訪者のヴォリュームを二重螺旋状に絡め、積層させそれぞれ小さな接点を点在させることで点と点が繋がり、幾多の糸が編まれていくように新たな交流の場、伝統の場として計画する。
より身近で青森の伝統工芸を体験することで工芸品の魅力を再発見し、10年、50年、100年後へと継承する施設を提案する。