一見すると脈絡のないように思える2本の短編を、ひとつのオムニバス作品としてまとめることで、あるテーマの想起を鑑賞者に促すアニメーションです。
「走馬灯」「カラス」というストーリーも作画方法も異なる2本のなかに相反する部分、また共鳴するようなシーンを散りばめています。「観る人によって感想は違う」という、表現においては基本的であり当然とも思えるようなことを意識して制作しました。