これらのイメージは、カメラを持つ誰もが撮影できます。
日本語では「真が写る」と書いて「写真」と呼ばれていますが、“Photography”という言葉はギリシャ語に由来し、「描く」「書く」「記録する」といった意味を持っています。かつて写真が「光画」と呼ばれていたように、光を用いた画なのです。
機械の眼を使って、目の前にある造形や降り注ぐ光を観測する。
カメラという単眼の眼を通して世界を捉え直したとき、私たちはどのような視座を獲得できるのでしょうか?