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コラム

【卒業制作展2023】受験生必見! 美大・デザイン系学校の卒業制作展へ行こう

美大・デザイン系学校ならではの一大イベント「卒展」って?写真提供:阿佐ヶ谷美術専門学校 毎年1~3月にかけて開催される卒業制作展(以下、卒展)。主に美大や美術・デザイン系の専門学校で学んだ学生が、最終学年で取り組む卒業制作課題の作品展示会です。卒業制作とは、一般的な大学でいう卒業論文のようなもので、学業の集大成といえます。そのため、会場に並ぶのはオープンキャンパスや学園祭での展示作品よりも、さらに力の入った大作ばかり。本記事では、そんな卒展の魅力を写真とともに紹介していきます!美大・デザイン系の学校の卒業制作展は、デザインノトビラ「イベントをさがす」ページから検索できます。ぜひ活用してみてくださいね!受験生にとって志望校の卒展は必見!その理由は……写真提供:阿佐ヶ谷美術専門学校 学生が自由にテーマ設定を行い、制作を進める卒業制作。作品は数か月~約1年という長い時間をかけてつくられます。学生生活最後の作品で、思い入れも強いはず。そんな作品群を観れば、その学生が何を学んできたのかが見えてきます。会場では、ぜひ「もし自分だったらどんな作品をつくるだろう……」と、数年後の姿を想像してみてください。自分がやりたいことと、その学校で学べることを照らし合わせることで、志望校も絞られていくはずです。写真提供:長岡造形大学 また、卒展の会場は学校のキャンパス内であったり、美術館であったりします。いずれにしても、比較的大きな会場で展示が行われることが多く、展示手法もさまざま。社会人やギャラリーの関係者が訪れることもある本格的な展示の場ですから、進学を考えている皆さんにとっても、多くの学びを得られる機会であることは間違いありません。写真提供:長岡造形大学写真提供:長岡造形大学 写真提供:阿佐ヶ谷美術専門学校 写真提供:東京工芸大学 写真提供:東京工芸大学 ちなみに、東京では「東京五美術大学連合卒業・修了制作展」といって、東京五美術大学と呼ばれる多摩美術大学、女子美術大学、東京造形大学、日本大学芸術学部、武蔵野美術大学が合同で開催する卒業・修了制作展があります。ただし、同展ではデザイン系学科・コースの作品展示はないため要注意。油絵や日本画、彫刻などのファインアート系の学科展示が行われます。一方で、5大学の作品を同時に見て特色を知ることができる機会でもあるので、首都圏で美術系大学への進学を考えている人にはおすすめの展示です。卒展関連イベントを実施する学校も中には、作品展示のほかに、卒展に関連した受験生向けのイベントやミニオープンキャンパスを開催していたり、卒展をまわるツアーを実施していたりする学校もあります。せっかくの機会にイベントを見逃さないよう、事前に詳細をチェックしておくと安心ですよ!志望校の卒展はいつ開催される? まずはスケジュールをチェック!写真提供:東京工芸大学 学業の集大成を見ることができる卒展は、志望校を選ぶにあたりとても参考になります。高校1、2年生のうちからスケジュールをチェックして、複数の卒展を訪れておくのがおすすめです。デザインノトビラでは、卒展の情報を簡単に検索できます。「イベントをさがす」ページの「イベント種別」で卒業制作展・卒展を選択して、ぜひ探してみてくださいね!※本記事の掲載写真は2022年度以前に開催された卒業制作展で撮影されたものです
2023年11月30日(木)
ニュース

大同大学が「建築学部」を開設。文系学生にも開かれた4専攻を展開

ここ数年、工学部の中にある建築学科を「建築学部」として独立させる大学が増えています。愛知県名古屋市にキャンパスを構える大同大学もその一つで、2024年4月に建築学部を開設します。専攻は「建築専攻」「インテリアデザイン専攻」「かおりデザイン専攻」「都市空間インフラ専攻」の4つ。中でも特徴的なのは、「かおり」を専門に学ぶかおりデザイン専攻です。新車のにおい、乾燥機のにおい、工場から発生する悪臭など、生活に直結するあらゆるにおい・かおりが研究対象で、他の3専攻の「建築」「インテリアデザイン」「都市空間インフラ」にまたがる分野となっています。建築学には、理系の学問に収まらない文系や芸術系の要素も含まれる今回の学部化の背景について、同大学の建築学科で教授を務める武藤隆先生にお話をうかがいました。「建築学には本来、理系・工学系の要素のほかに歴史やデザイン、色や形を扱う文系・芸術系の要素も含まれます。しかし、工学部=理系のイメージが強く、従来の学部編成では学びの内容と入学してくる学生の意識との間にギャップが生じていました。そこで、2021年に建築学科の校舎が「X(クロス)棟」として生まれ変わったのを機に、より文系の学生に開かれた建築学部を開設することになりました。建築学=建物を建てる学問と思われがちですが、実際はものを評価・観察する研究もあります。近年は女子学生が増えたのと同時に、インテリアにおける『かわいい』とは何かを分析したり、結婚式場をリノベーションする提案を行ったり、文系寄りの研究に関心を持つ学生も増えてきました。もちろん、建設や施工といったがっつり理系の内容を学ぶこともできます。学生には、専攻を超えて広く学びながら本当に学びたいことを見つけてもらえたらと思っています」建築学部に向いている人とは?ポイントは「人・暮らし」への関心幅広い領域の学びをカバーする大同大学の建築学部。どのような学生が入学に向いているのでしょうか。武藤先生はこう話します。「建築の分野は100%実学であり、あらゆる『人・暮らし』に関わっています。ですから、進学のきっかけは雑貨屋やカフェを巡るのが好きとか、家具や照明器具に興味があるといったことでも構いません。自分がカフェや家具を設計するならどんなものをつくる?など、関心ごとを建築学部の学びと結び付けられれば、きっと楽しく学べるはずです。建築の分野では、必ず自分に合った学びの場所が見つけられると思いますよ」学部化の背景について、同大学の建築学科で教授を務める武藤隆先生にお話をうかがいました。 ■建築学には、理系の学問に収まらない文系や芸術系の要素も含まれる 「建築学には本来、理系・工学系の要素のほかに歴史やデザイン、色や形を扱う芸術の要素も含まれます。しかし、工学部=理系のイメージが強く、従来の学部編成では学びの内容と入学してくる学生の意識にギャップが生じていました。 そこで、2021年に建築学科の校舎が「X(クロス)棟」として生まれ変わったのを機に、より文系の学生に開かれた建築学部を開設することになりました。 建築学=建物を建てる学問と思われがちですが、実際はものを評価・観察する研究もあります。近年は女子学生が増えたのと同時に、インテリアにおける『かわいい』とは何かを分析したり、結婚式場をリノベーションする提案を行ったり、文系寄りの研究に関心を持つ学生も増えてきました。もちろん、建設や施工といったがっつり理系の内容を学ぶこともできます。学生には、専攻を超えて広く学びながら本当に学びたいことを見つけてもらえたらと思っています」 幅広い領域の学びをカバーする同大学の建築学部。どのような学生が入学に向いているのかについて、武藤先生はこう話します。 ■建築学部に向いている人って?ポイントは「人・暮らし」への関心 「建築の分野は100%実学であり、あらゆる「人・暮らし」に関わっています。ですから、進学のきっかけは雑貨屋やカフェを巡るのが好きとか、家具や照明器具に興味があるといったことでも構いません。自分がカフェや家具を設計するならどんなものをつくる?など、関心ごとを建築学部の学びと結び付けられれば、きっと楽しく学べるはずです。建築の分野では、必ず自分に合った学びの場所が見つけられると思いますよ」 -->その他、詳しい学部情報は下記特設サイトを参照。https://www.daido-it.ac.jp/architecture/
2023年11月20日(月)
コラム

「注目のデザイナー」を多く輩出する学校って? 出身校ランキングを発表!

「JDN」連動企画! コラム「注目のデザイナー」たちの出身校をランキングで紹介デザインに関わる情報を広く発信するサイト「JDN」で、20年以上続くコラム「注目のデザイナー」。デザインディレクターとして活躍する桐山登士樹さんが、毎月、旬のデザイナーをセレクトし、その方の代表作や直近の作品を紹介しています。これまでに登場したデザイナーは総勢290名以上(2023年9月時点)。デザイン業界の“いま”を知ることができ、現役のデザイナーたちもチェックしている人気コラムです。今回、デザインノトビラではJDN編集部と協力し、同コラムに登場したデザイナーの方々のうち2012年以降のみなさん(164名)の出身校をリストアップ。桐山さんが選ぶ「注目のデザイナー」を数多く輩出する学校とは、いったいどこなのでしょうか? 本記事では「総合ランキング」をご紹介します!総合ランキング、1位は武蔵野美術大学順位学校名掲載人数1位武蔵野美術大学11人2位多摩美術大学東京大学10人3位東京造形大学9人4位金沢美術工芸大学6人5位桑沢デザイン研究所東京藝術大学日本大学早稲田大学5人大学院を除いた大学・専門学校のランキング結果がこちら。最も多かった出身校は、武蔵野美術大学でした!ここからは、各学校出身の「注目のデザイナー」を、直近の更新順にピックアップしてご紹介していきます。まずは1位の武蔵野美術大学。登場したデザイナーは、国内外で空間デザインを軸に、家具・プロダクトなど多岐にわたるデザインを手掛ける山本大介さん(造形学科建築学科卒)のほか、古くから存在するメディアや素材から現代的なテクノロジーまで、さまざまな手法をかけ合わせて作品を生み出す後藤映則さん(視覚伝達デザイン学科卒)など11名。2人の作品は街中で見かけたことがあるという方もいるかもしれません。続いて、2位には多摩美術大学、東京大学が並びました。多摩美術大学からは、日本とフィンランドでテキスタイルを学んだテキスタイルデザイナーの氷室友里さん(テキスタイルデザイン専攻卒)、そして、環境に負荷を与えないデザインを模索するアートディレクター・グラフィックデザイナーの清水彩香さん(グラフィックデザイン学科卒)を含めた10名が登場しています。東京大学からは、建築・インスタレーション・都市まで幅広いジャンルで国際的に活動する建築・デザイン事務所のnoiz(メンバーのうち豊田啓介さん、酒井康介さんが工学部建築学科卒)など10名。実は、東京大学に「デザイン」と名のつく学科はありませんが、「注目のデザイナー」には建築家も含まれているためランクインしています。3位は東京造形大学。Eテレ「デザインあ 解散!コーナー」の企画制作で知られるグラフィックデザイナーの岡崎智弘さん(デザイン学科卒)のほか、9名が登場しました。続く4位は金沢美術工芸大学です。同校からは“心地よい革新”という視点のもと、多彩な領域でデザイン/クリエイティブディレクションを行う北川大輔さん(デザイン科卒)ほか6名のデザイナーが登場。そして5位にランクインしたのは4つの学校です。なかでも桑沢デザイン研究所は専門学校として唯一、5位以内にランクインしました。その桑沢デザイン研究所からは、プロダクトデザインの分野でミニマルな造形を追求し続けるインダストリアルデザイナーの渡辺弘明さん(リビングデザイン研究科卒)、そして東京藝術大学からは、椅子に魅せられた家具デザイナー・横田哲郎さん(デザイン科卒)。日本大学からは領域にこだわらないデザインを手がけるプロダクトデザイナーの大沼敦さん(デザイン学科卒)、早稲田大学からはプロジェクトデザイナー/プロデューサー/知財ハンターといういろいろな顔を持つ出村光世さん(経営システム工学科卒)が登場しています。活躍するデザイナーをきっかけに、学校を調べてみよう!総合ランキング1~5位までの学校と、登場した「注目のデザイナー」の一部をご紹介しました。さまざまな領域で活躍するデザイナーのみなさんの出身校についてもっと知りたいという方は、デザインノトビラの「学校をさがす」ページから学校情報を調べることができます。また、ここで紹介しきれなかったデザイナーは他にもたくさんいます。これまでどんなデザイナーが活躍し、その人は学生時代にどんな環境で何を学んできたのかを知ることは、学校選びのヒントになるはず。ぜひJDNの「注目のデザイナー」もチェックしてみてくださいね!
2023年11月2日(木)
コラム

【10月・11月開催】美術系大学・学校のセンスが光る!学園祭ポスターまとめ

美大・デザイン系の学校の学園祭日程は、デザインノトビラ「イベントをさがす」ページから検索できます。ぜひ活用してみてくださいね!注目の学園祭ポスターを編集部がピックアップ!学年や学科・学びの領域を飛び越え、学生たちが自らの手でつくり上げる学園祭。とくに美大・デザイン系の学校においては、ものづくりを学ぶ学生の創造力が存分に発揮される一大イベントです。進学を考えているなら、志望校の色を知るためにも訪れない手はありません。今回は、そんな学園祭の楽しさや魅力を伝えるポスターに注目。2023年10月・11月に開催される学園祭のなかから、デザインノトビラ編集部がピックアップしたポスタービジュアルを、各学園祭の運営を担当する学生からのコメント・メッセージとともにご紹介します。わくわくするような、センスの光るポスターがこちら!桑沢デザイン研究所「桑沢祭」(10月7日・8日)【在学生よりコメント】■学園祭テーマ・コンセプト今年度の桑沢祭は「さがす・さぐる」をテーマに開催します!みなさんのご来校お待ちしております!■来場者のみなさんへ桑沢祭の目玉でもある学生によるファッションショーは、10月7日11:00〜・15:00〜、10月8日11:00〜の全3回実施します。ほかにも、スタンプラリーや桑沢生による作品販売の場「桑マート」、課題展示、大正ロマンカフェ、学内の作品コンペティション「桑沢グランプリ」、学生展示、イラストサークル展示、きぐるみ「さぐるん」 などなど、注目のプログラムが盛りだくさんです!※10月7日(土)13時までは桑沢デザイン研究所の学生のみ入場可能となります東京造形大学「Creative Spiral Festival」(10月13日~15日)【在学生よりコメント】■学園祭テーマ・コンセプト今年のテーマは「溢れんばかり。」です!“溢れんばかり”とは、所定の範囲に収まりきらず溢れそうなほどにたくさんある、または満ちている様子を表します。メインビジュアルの色鮮やかな色彩とさまざまなエレメンツは、アイデアが溢れ出た瞬間を表現しており、美術大学ならではのものとなっています。■来場者のみなさんへ学生たちのあり余るほどの情熱やアイデア満載の作品展示、マーケット、パフォーマンス、模擬店、イベントなどをご用意してみなさまをお待ちしています。ぜひご来場ください!武蔵野美術大学 芸術祭(10月27日~29日)【在学生よりコメント】■学園祭テーマ・コンセプト今年度のテーマはメキシコの伝統行事である「Dia de muertos(死者の日)」です。隔たれていた故人の魂を、1年に一度生者の世界へ楽しく迎え入れる死者の日のように、普段はムサビの外や美術の領域外にいる方を、美術の楽しさで迎え入れられる祭典にできるようにと願いを込めて決定しました。■来場者のみなさんへムサビ生の情熱と信念のこもった作品の数々を、現地で是非お楽しみください。この芸術祭で、みなさまに魂躍る作品との出会いがありますように!名古屋デザイナー学院「DESIGNERS market」(11月2日・3日) 【在学生よりコメント】■学園祭テーマ・コンセプト名古屋デザイナー学院のデザイナーズマーケットは「作品から商品へ」をコンセプトにし、学生からクリエイターへと意識を転換させる実践型の学園祭です。学科、学生それぞれの特性を活かし、デザインを提供・販売します。マーケットを通して消費者へ商品を届けることでクリエイターとしての考えやお金と時間の使い方を学ぶことを目的としています。■来場者のみなさんへサイバーパンク!平成回顧!童話の世界!さまざまな学科が趣向を凝らした企画でおもてなしします。イラスト展示!フォトスポット!クイズ!探偵!ギャル!?デコ!?ほかにも喜んでいただける企画をたくさん用意しています!将来デザイナー、クリエイターを目指す学生たちのつくるグラフィックやCG、イラスト、グッズ、洋服を生で「見る・買う・話す」ことができる貴重な機会です。ぜひご来場ください!愛知県立芸術大学「愛芸祭」(11月3日~5日)【在学生よりコメント】■学園祭テーマ・コンセプト愛芸祭2023のテーマは、「カオス~芸術の波、創造の渦~」です。音楽学部と美術学部、学生一人ひとりの個性、無数の自由な創造が混ざり合うカオス。それは時に波となり押し寄せ、渦となり人々を巻き込む。さまざまな場所で湧き起こるカオスに身を委ね、ここでしか味わえない芸術に浸ってみませんか。■来場者のみなさんへ自由に構成されたステージ、展示、演奏会。学生が自ら設計する模擬店。学生たちの豊かな個性によってつくり出される愛芸祭には、芸術に関心がある人も、そうでない人も、みんなが楽しめる企画が盛りだくさん。ぜひ遊びに来てください!多摩美術大学 芸術祭(11月3日~5日)【在学生よりコメント】■学園祭テーマ・コンセプト「さん、はいっ」こちらのテーマは、芸術祭という晴れ舞台で「作品や作家が日の目をみる、光に照らされること」をキーワードにして考案されました。「さん=sun」、「はいっ=high,Hi」といった意味合いを込めており、「さん、はいっ」の掛け声で一斉にジャンプするような元気さ、明るさ、楽しさで溢れる芸術祭になってほしいという願いも込めました。■来場者のみなさんへ多摩美術大学の芸術祭は、作品の展示や企画、模擬店やフリーマーケット、ライブパフォーマンスなど、たくさんの催しを一挙に楽しむことができるイベントです。2023年度はコロナ禍以前に近い形式での開催を目指し、飲食物の提供も行う方向で準備を進めています。学生たちの熱い思いを、ぜひとも体感していただきたいです!みなさまのご来場を、心よりお待ちしております。学園祭を調べよう!いかがでしたか?各学校の学園祭については「イベントをさがす」ページから検索できます。ぜひ活用してみてくださいね!こちらの記事もチェック! 【学園祭2023】美大・デザイン系学校の学園祭へ行こう! 見どころを紹介
2023年10月6日(金)
ニュース

「ダイソン国際エンジニアリングアワード2023」の国内最優秀賞を、法政大学と日本大学のチームが受賞

ジェームズ ダイソン財団が、国際エンジニアリングアワード「James Dyson Award」の国内最優秀作品を含む上位3作品、国内準優秀賞2作品を発表しました。「問題を解決するアイデア」をテーマに、次世代のエンジニアやデザイナーを奨励するために2005年から開催している同アワード。今回は世界30カ国より1,900以上の応募が集まりました。国内最優秀賞に選ばれたのは、視覚障害のある人が安心して横断歩道を渡るための歩行者用信号認識プロダクト「AISIG」。AIによる画像認識でリアルタイムに歩行者用信号機の色を判断し、利用者に伝えることで、視覚障害のある人が安心して横断歩道を渡れるよう手助けします。本作は法政大学の田中郁也さん、日本大学の成嶋セルジオ正章さんによる共同作品です。国内準優秀賞には、東北大学の「洋上風力発電のブレード点検作業を行うロープ自走式昇降機」、京都工芸繊維大学の大原衣吹さんによる、自閉症スペクトラム障害の人に向けた集中のコントロールをサポートするツール「carari」が選ばれました。上位3作品を含む各国作品群は、国際第二次審査に進みます。その中からトップ20作品が選ばれ、ダイソン創業者兼チーフエンジニアのジェームズ・ダイソンによる国際最終審査となります。選考結果は、トップ20を10月18日に、最終結果を11月15日に発表予定。国際最優秀賞受賞者には、賞金30,000ポンド(約477万円※)、国際準優秀賞には5,000ポンド(約80万円※)が贈られます。※参考金額:1ポンド=159円  発表時の為替相場に応じて換算初出:デザイン情報サイト「JDN」https://www.japandesign.ne.jp/news/2023/10/73349/
2023年10月5日(木)
ニュース

女子高校生が対象、千葉大・Adobeが支援するIT&デザインプログラム『IFUTO』が秋のコース参加者を募集

女子高校生を対象にした、体験型のIT&デザイン教育プログラム「IFUTO(イフト)」が、10月に開講するメタバース&マーケティングコースの受講生を募集中。応募は公式サイトのWebフォームにて、締切は2023年9月25日です。このプログラムは、子どもの貧困問題に取り組む認定NPOキッズドアが、千葉大学デザイン・リサーチ・インスティテュートや一般社団法人プロジェクト希望とともに開催。特にデジタル教育格差が起きやすい女子学生を対象にしています。本プログラムは千葉大学でデザインを通して、商品販売やマーケティングの体験、メタバースをはじめ最新IT技術の授業など、ITスキルを楽しく学ぶ特別プログラムです。参加費無料、参加者には交通費実費支給・軽食付きで、最新のAdobeソフトなどを揃えたパソコンが貸与されます。金銭面やPCの用意に不安がある方も、気軽に応募が可能です。IT&デザインプログラム「IFUTO」メタバース&マーケティングコース参加募集概要応募対象千葉大学墨田キャンパスまで通える女子高校生 60名※なんらかの理由で高校に通っていない同年代の方も参加可能※応募者多数の場合は選考(このような機会に参加しづらい生徒を優先)日程と開催場所(全6回)・2023年10月7日~8日、12月23日:千葉大墨田キャンパス・10月22日、17日:オンライン・11月19日:千葉大墨田キャンパスまたはメタバース※各回 13:00~17:00※千葉大学墨田キャンパス(東京都墨田区文花1-19-1)※交通費補助あり(1日上限 2,000円)
2023年9月13日(水)

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