第52回文化学園大学 造形学部 卒業研究展 学長賞作品
アオウミガメの子亀が卵からかえり、大人になれるのは数千分の一とされている事から、一生懸命に浜から海へ向かう姿を制作することにより命の尊さ、生きていく厳しさや希望、個性を表現しました。 ワックス原型で制作した亀の甲羅に七宝を象嵌することにより、色彩が豊かになり、個性が表現され唯一無二のアオウミガメのジュエリーを制作することができました。
それぞれ帯留め金具やブローチ、イヤリングとして使用することができ、オブジェとして楽しむこともできます。 生きていくことが厳しく辛く感じている人には、このジュエリーを身につけることにより、どんなに厳しくても希望があることに気づき、世界は広く、狭い世界に閉じこもらないでというメッセージを込めました。
また、自分に自信を持てなくなってしまい、自分自身を嫌いになりそうな人には、貴方はアオウミガメの甲羅のように、自分では気が付かない輝きを持っているので、貴方は貴方のままで大丈夫だと、自分自身を認めてあげるきっかけになってもらえると嬉しいです。