第52回文化学園大学 造形学部 卒業研究展 選抜作品
「木の葉」として生きていた葉は、地面に舞い降り「落ち葉」という存在で大地と一体となり、生命の新たな居場所をつくる。その姿がどこか人間的であり建築的であると共に強い生命力を感じた私は、世界でも有数の「自殺大国」と呼ばれる日本で人の心に寄り添う新しい居場所づくりのために、その落ち葉と大地の姿を建築に落とし込んだ。
孤独に押しつぶされそうになった時、心のシェルターとして人々の心を明るく照らすShine(輝き)となるようなパブリック空間となる事を祈っている。