生まれ育った土地の文化を大切にしたものづくりの集大成として、縄文土器をモチーフにした銅の組皿を制作した。
形状は翡翠の勾玉をイメージしており、4枚を組み合わせることで外形が繋がる。デザインにおいては縄文土器を大まかに蛇体、双眼、火焔型、顔面把手の4つに分類した。親子の愛や信仰、縄文人の生命に対する捉え方を感じさせる様々な縄文土器を再構築して、縄文人の祈りのカタチを表現している。