家族と離れて暮らしていても実家の懐かしい味を再現でき、かつ家族と共に料理・食事ができる機会を提供する食材配達サービス「ほっと、ぐぅ。」を提案した。
実家の味が恋しい人がこのサービスを使うことで、実家の懐かしい味から楽しかった記憶を思い起こしたり、家族と手間をかけて調理をする時間を共有したり、コミュニケーションを取ってリラックスしながら食事をとることで、食の楽しさを再認識してもらうことが目的である。
実家の味が食べたくなるシチュエーションとして、一人暮らしをしている人や新しく家庭を持った人など、家族と離れて暮らしている状況が多いと考えられる。そこでこのサービスは、親子で離れて暮らしている家族をターゲットとし、実家と自分の両方に同じ食材を届け、リモートで繋いで会話をしながら、同じ料理を再現してもらうことを想定している。
このサービスを使うことをきっかけに、家族とコミュニケーションを取ることによるストレスの解消や、食・健康への関心の上昇、一緒に料理をすることによる「ふるさとの味」の継承、そして改めて両親への感謝を抱くことができる機会を提供したい。