ジャンク品:本来の製品としての利用価値を失っているモノ。
あなたが扱う日常の物。今美術館で目に映る物とその奥にあるモノ。日常が創出する無知とジャンク品が顕著化させる本質。記号を失った目の前にあるモノは何を意味し、何を形成しているか。その膨大な余白は、穴に渦巻く空間の知覚へといざなわれる。
日常で扱うモノが美術館という非日常の場で、日常的な触覚体験や身体的行為と共に新たなモノとして空間の中へ生まれ変わる「ネオオブジェクト」。