若者たちの中で、自己肯定感が持てず悩む人が多くいます。私も自信が持てず悩んだことがあり、同じ悩みを抱える人に向けて絵本を制作しようと考えました。
この絵本は、登場する動物が読み手の気持ちをやさしく肯定することで、短所も含め「自分らしさ」ということを読者に伝える内容です。
今回は「頼られると断れない性格」で悩む人に向けて絵本を制作しました。今後はさらにシリーズを増やし様々な悩みに対処することで、少しでも自分の短所を認められるようなきっかけを作りたいと考えています。
【あらすじ】
ビーバーが自分の家作りをしていると、家作りが進まず悩んでいる1羽の鳥がやって来きます。見かねて鳥の家作りを手伝ってあげることにしました。
後日、そのことを聞きつけた動物たちが次々と助けを求めてやって来ます。ビーバーは全員の家作りを手伝いますが、からだもこころもボロボロに疲れ果ててしまいます。ビーバーは次第に物事をはっきり言うことができない自分に、嫌気が差し落ち込んでいました。
そこに1羽のカラスがやって来て心温まる助言をします。それを聞いたビーバーは元気を取り戻し、嫌だと思っていたところも自分らしさと認め、物語は完結します。