本研究では、オンラインで活動するコミュニティに向けた「RELINK」というビデオミーティングアプリを提案します。
私が以前参加した1年生との交流会で、「コロナウイルスの感染拡大の影響でコミュニティに参加したいのにできない」という意見を聞いたことや、テレビなどのメディアで「コロナウイルスの感染拡大による若い世代の孤立」を社会問題としていたことがあります。これらのことから、コロナウイルスの感染拡大の影響で失われる可能性のある学生同士の繋がりを再構築させることは、社会的な必要性があると考えています。
アプリのメリットとしては、「過去の会議を積み重ねができる議事録」「音声認識による気軽に発言しやすいチャット」「人間関係などが気にならない匿名掲示板」の3つがあります。それぞれのメリットが、オンラインでのコミュニティ活動に存在する問題を解決できるように考えています。
企画の検証段階では問題点に対して有効だと判明した点もあり、今後はさらに分析を実施し、学⽣コミュニティを活性化するために何をすべきなのかを検討していきたいと考えます。