卒制締め切りの前日、初雪が降った。まさに吹雪いている様子と水墨画のような雪景色。ずっと待ち望んでいたシーンだった。
昨年の夏、標高2100m以上の湖を訪れたとき、突然雨が降ってきたことで、辺りが靄に包まれ、幻想的なショットを撮ることができた。
撮影に恵まれたのは偶然だと言い切れない気がする。森には何か、大きな存在がいる。私たち自身の中にもそれは宿っているだろうか?