リズム、調和、強弱など「意匠と音楽における美的概念は重複する」という気付きから、愛するクラシックの視覚化に挑んだものである。楽理を色彩構成へ変換した理論を基に、鍵盤楽器の仕組みに近いオリジナル装置を使って、楽譜の主旋律通りに音符を色水として落としていく。曲が終わった(垂らし終わった)時にできた水面の文様がその楽曲の視覚化となる。