和光市南公民館を多世代交流が生まれる居心地のいい空間としてリノベーションを提案した。
公民館の観察とインタビュー調査をもとに、利用率の高い体育室、子どものためのプレイルーム、学生の利用を促す図書室とコワーキングスペースを増築。プレイルームの壁面は和光市にゆかりのある清水かつら氏が作詞した「みどりのそよ風」をモチーフにデザインしている。図書室と和室、調理実習室とフリースペース、吹き抜けを持つプレイルーム、ウッドデッキと第二体育室で囲まれた中庭など、緩やかに繋がる空間を意識した計画である。
様々なイベントや講座の開催を考慮しつつ、それぞれが思い思いに過ごすことのできる居心地の良い空間になったと考える。