押印や印影に込められる祈りや誓いなどの「思い」を視覚的に表現できる要因を明らかにし、それらの「思い」を感じさせる印影の制作を目的とした。
印鑑の基本調査や運気を調べ、「思い」の選定を行った。またロゴマークとフォントから分かる印象の違いを明らかにし、印影となるタイポグラフィデザインで展開した。
4種類デザインし、3Dプリンターを用いて実際に印鑑を制作した。調査結果から、形や文字形状で「思い」の視覚化ができることが分かり、3D化した印鑑で口座開設もできたことから認印として使用できることが明らかとなった。他の「思い」も表現できることで、今後より印鑑や印影の使用価値の向上が期待できると考える。