スーパーの鮮魚コーナーでのアルバイトの経験から、美味しい魚の見分け方や食べ方など、魚に関する多くの知識を得た。これを活かし、主に魚に対する興味が薄い若者にもっと興味を持ってもらう目的で、魚の面白豆知識を紹介する「図鑑」と、美味しい食べ方の「レシピ」の2つの要素をまとめた本を制作した。図鑑とレシピの2つの要素を合わせることで、読者に対して魚の知識を得てもらうだけではなく、実際に魚に触れて調理をする機会を与えられると考えた。
「図鑑」ページには、主にスーパーで販売されることの多い11種類の魚を掲載した。また、一部ページにはその魚の加工処理された状態の写真も掲載しており、実際にスーパーなどで全身像がわかる状態で売っていなくても見つけやすくなるようにした。
「レシピ」ページは、塩焼きや照り焼きといった基本の料理を中心に、なるべく難しい工程を必要としないレシピを16種類掲載した。料理名の横に目安時間を表すアイコンを配置した。コラムや図鑑の解説ページには魚のイラストも掲載した。