今作の大きなテーマは“好きであることの自由”です。
人には日常生活の中で趣味や好みが必ずあります。これは他者が口を出したり、否定できるものでは無いはずです。しかし、日本の集団意識の中では容易く否定されたり、好んでいることでいじめに遭ったり。そうならないために形を変え、窮屈な型に自分をはめることを選ぶ人がいます。“もっと自由に、自分の好きを肯定していい”んです。そう背中を押せる一作になればと企画しました。
また、ここまで自分を作り上げてきた作品群へのリスペクトを多く詰め込むことで“好きの肯定”を今作自体で体現することにも意識を注いでいます。