葉の形が与える印象を明らかにし、印象の違いを視覚化することで、葉の形をモチーフとしたデザインに応用することを目的とした。
11種類の葉の形に対する印象をアンケートによって調査し、結果をもとに因子分析を行った。因子分析の結果、「姿態的因子」「美的因子」「親近的因子」を抽出した。
葉の形による印象の違いを視覚的に感じることを目的とした冊子を制作した。また、調査結果をもとにデザインを展開させ、テーマに沿った3種類のデザインのお皿を制作した。
分析結果から、葉先の形や葉の面積が印象が変化する要因のひとつであることがわかった。面積比や葉の付き方が明らかになれば、様々なデザインへの展開が期待できると考えた。