本研究は、五十音の言語音のイメージを図形化することを目的とした。
多くの人が図形を見て受けるイメージと、五十音の言語音から受けるイメージが一致するような図形を作成することを目指した。
複数の文献を参考にし、子音を阻害音と共鳴音に分け、五十音の音象徴や音相、輝性(明るさ)・勁性(インパクトの強さ)の2属性(BH値)などを元に展開した。
まずは母音の5つと子音の9つを図形に展開した。さらに母音の列音ごとに形の変化を設定し、子音の図形をベースに展開することで、最終的に45音を図形に展開した。
言語音を図形化しているため、マークだけでなく、ロゴタイプの作成にも活用できると考えた。