いじめ防止の基盤となる「多様性を受容する環境づくり」に取り組むべく、高学年児童および中学生を対象としたテーブルゲームを制作した。対象年齢10歳以上、プレイ人数3~8名、所要時間10~30分で、ゲームボートとルーレット、各種カード等で構成される。
多様な宇宙人の一人となったプレイヤーは協力して、さまざまな性格と挨拶語を有する宇宙人にアプローチし、友達を増やしていく。表現上の否定的な言い回しを避け、宇宙人と性格、挨拶語の組み合わせをランダムとすることで、多様性を演出した。
小・中学校教員に対するヒアリングの結果、当ツールの誘目性と難易度の適正、学校生活における活用可能性の高さについて、高い評価を得た。