本研究は、山梨県富士川町のPRを目的とした商品パッケージの制作である。拓殖大学では学生が主体となって富士川町のまちおこしを行なっており、「穂積の柚子を活用した商品開発」が今回の企画である。最終的に柚子ケーキ「FUJIKAWA YUZUEN」が完成した。レモンケーキに似たスイーツで非常に香り高く、主に若い女性がターゲットである。
パッケージデザインは上品なお土産としてのイメージを確立させるため、「宝石」をコンセプトに制作した。また、地域の特徴として、「ダイヤモンド富士」「日出づる里」「穂積の柚子」を取り入れた。商品ロゴは太陽と柚子をモチーフにダイヤのカット線を施し、包装についてはシンプルな個包装と日の出をイメージした小箱、自然かつ宝石のイラストで仕上げた大箱の3種とした。
今後は本デザインを元に商品化を予定しており、より多くの方に柚子の魅力や富士川町の美しさが届くこと祈る。