言語を使用せずに視覚情報と聴覚情報からコミュニケーションを取る、ノンバーバルコミュニケーションを用いるツールを制作した。
使用目的は自己表現が苦手な方がコミュニケーションの補助として活用できるツールを想定している。言葉の表現方法は、文章を作るように図形を決められた順序に並べるのではなく、立体的に見えるように表現をすることで、物事を視覚的に理解できるようになっている。また、理解するだけではなく使用することも想定していることから、使用時に選ぶ図形の数が多くなりすぎないように言語レベルを低く設定し、6歳までに覚える文法から図形を制作した。
完成したコミュニケーションツールの実用性を確認するために、制作した図形から意思疎通を図ることができるかの検証を行った。約5分の図形や仕組みの説明を行うことで、用意した問題の殆どのシチュエーションを理解できる結果となり、実用性があることが分かった。