算数障害を抱えているであろう国民は、推定300万人存在しているが、社会における認知度が低く努力不足というレッテルを貼られてしまい、大人になってからも数字・計算に対して嫌悪感を抱いている人が多くなっている。そこで、数字に慣れることを考慮した、算数障害を抱える子供のための遊ぶツールの提案を行った。
算数障害を抱える子供は特にコミュニケーションをたくさん取ることが重要だと判明したため、日常的な会話をお題として課して、さらに簡単な計算ができるものを提案した。色は視覚的な判断をしやすくするためカラフルなものとした。
実際に遊んでもらった結果、「針が動いて面白かった」、「カラフルで可愛くて数が嫌ではなかった」という意見を得ることができた。