2022年10月に、東京都八王子市に開業したMICE施設「東京たま未来メッセ」を核とした「旭町・明神町地区周辺まちづくり構想」の一環として、同施設正面ファサードに面する市保健所跡に整備予定の都市型広場について、周辺地域の歴史や地域資源の調査や、市主催の広場づくりワークショップへの参加などをとおして、その在り方を考察した。
最終的に、メッセを会場とする地域イベント「八王子フードフェスティバル」に着目し、連携を含めた大小の地域密着型「食」イベント開催への対応を主なコンセプトに、景観デサイン案を提示した。広場の計画・設計関係者にヒアリングした結果、今後の整備の参考事例として高い評価を得ることができた。