日本ではペットを飼う人が増加している。その中で、移動時にしか使わず普段は使用しないペットキャリーを邪魔に思っているユーザーがおり、更にキャリーを持って外出する回数も非常に少ない事が調査の中で分かった。
そこで本研究では、家の中ではペットハウス、移動時にはキャリーとして使用できるペットハウスのデザイン要素を抽出、分析し、明らかにすることで、デザイン提案することを目的とした。
ペットハウスとして使用する時とキャリーとして使用する時に90度方向を変える事で、シーンに合わせた床面の広さでペットが快適に過ごせるように工夫をした。フタは透明な材料で作られいるので、前側に抱えるように持てばペットと飼い主がお互いに顔を見られるようになっている。