現在、キャンプ場利用者は若者を中心に増加傾向にあり、キャンピングカーの需要が高まってきている。しかし既存のキャンピングカーでは、若者の求める価値に応えられていない。そこで本研究では、現代の若者のニーズを踏まえ、実用性のあるコンパクトなキャンピング向け自動車の外装デザインを提案した。
気軽にキャンプを楽しみたい若者のために、日常でも利用しやすいコンパクトカーとした。十数年後に活躍するクルマということを前提とし、新たな要素として4ドアの技術を取り入れ、左後方にステップを加えることでクルマ本体のみでルーフテントとの行き来を可能にした。ステップは非使用時にはウインカーとして動作し、安全面での機能も兼ね備えている。