認知症に関する包括支援環境の整備の一環として、認知症に関する現状および教育絵本の調査を踏まえ、認知症キッズサポーター養成を支援するデジタル教育絵本『天狗先生と認知症世界へ日帰り旅行』をデザインし、AdobeXDによるプロトタイプを制作した。
認知症の種類や病因などの基本知識の解説(第1部)、認知症の主症状である記憶・時間・空間に関するトラブルを体験できるミニゲーム(第2・3部)、認知症患者に対する接し方(第4部)、全32画面で構成される。ユーザは自身のアバターを設定し、講師役の天狗先生の先導で、認知症とその支援について学んでいく。福祉関係者へのヒアリングの結果、高い評価と今後の期待が得られた。