「外来種ハンター」は、生物多様性の理解促進支援を目的とした対象年齢10歳以上、プレイ人数2〜4人のテーブルゲーム型学習ツール。池・川、水辺周辺、森・緑地、畑・住宅街の生育域ごとに選定した各5種、計20種の特定外来種の駆除数を競う。子どもたちの環境学習の教材として使用できる他、地域保全活動参加を促すツールとしても位置付けている。
外来種のイラストについては、教育効果とゲーム性の両方を考慮し、プレイヤーに視覚的な特徴を伝えつつ、身近な生き物としての親しみやすさも表現した。大学生に対するプレイ検証の結果、「生態系および外来種の学習における意識のきっかけづくりになる」等、概ね肯定的な評価が得られた。